昨日も妹背牛から一駅分、江部乙(えべおつ)まで到達した。
中学に上がって油絵を始めた頃は本当にゴッホに心酔していた。普段、普通に目に入る風景がゴッホの絵の世界のように見えた。今日の画像も中学へ登校していた道を数十年ぶりに訪れて撮ったものをちょっと加工したものだ。ゴッホの作品の中に糸杉と星の見える道というのがあるが、私にとってはあの中学へ向かう崖下の細い路地が糸杉と星の見える道だった。それで、油絵を描き始めて3枚目ぐらいの時にゴッホの絵に似せてこの道を描いている。しかしその絵も記憶にしか残っていない。