norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

絵画への目覚め

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 昨日は生田原を過ぎた後、次の生野(いくの)まで到達した。

 

 私の音楽史でもいい加減ネタが尽きてしまったので、今回からは私の美術史とでも題して話題を埋めていこうと思う。

 

 私の絵画への目覚めはおそらくは小学校の低学年の頃だろうと思われる。居間の炬燵で特に好きも嫌いもなくデパートの包装紙の裏に、鉛筆で電車と線路の絵を描いていた。その時、学校の先生を目指して通信大学のスクーリングで地方から上京してきていた親戚の叔母が近くで見ていて、線路はこう描くのよと教えてくれたのが、遠近法だった。それまでは日本の平行線に等間隔に枕木をずっと描いていたのだが、先にゆくに従って線路の幅を狭くし、枕木の間隔を小さくしてゆくのだと教えてくれたのだ。それは衝撃的なことだった。その日から絵を遠近法を使って描くことが楽しくてたまらなくなったのだった。