norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

土曜ワイドサスペンス

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 昨日は西女満別を出て、一駅分、次の美幌までやってきた。

 

 美幌ではちょっとした想い出がある。2000年を過ぎてすぐの頃、仕事でシャシー関連の電子制御部品を担当していた。シャシー系というのは、止まる、曲がるを司るかなり重要な部分にあたる。バイタルな問題にも繋がる可能性も考えられる分野で、その分野で電子制御部品を扱うというのは神経を使うものだ。

 

 その時、開発の一部を担当した製品がある新車に搭載されて発売されたばかりだった。その車が美幌峠から美幌の街へ降りていく急坂で事故を起こしたという報告が舞い込んだのだ。職場は色めきたった。早速、調査隊が組織され、私も部下を送り込むことになった。私は部下に会社のデジカメを持参するように命じた。まだデジカメが世の中に普及し始めたばかりで、個人で持っている者は稀だったし、仕事に使う道具という認識はされていなかった。部下には写真を撮るなら絶対に見つからないように撮るか、完璧に了解を取って撮るかしか無いからなと、しっかり釘を差し、部下は後者を選んだのだった。

 

 その事故は結局、現場にある筈のタイヤのゴム部分が一輪分、見つからなかったことから別の場所でパンクを起し、暫く三輪で走った為にハンドルを取られたということが判明した。

 

 その後、不謹慎ではあったが、サスペンスドラマのシナリオをその事件から思いついて友人にメールしたことを思い出した。ちょっと長くなるがここに引用する。

 

 

 美人ルポライターのみどり(五月みどりをイメージ)は、北海道グルメ温泉取材という名目で、その日の朝、屈斜路湖を見下ろす美幌峠の展望台に来ていた。が、実際は、かつての恋人中尾(中尾彬のイメージ)との再会がその主目的であったのだ。しかし、中尾は妻との離婚問題の解決にみどりとの不倫がばれて不利になることを畏れ、みどりとの関係を精算しようとしていた。が、みどり側に別れる意思のないことを知った中尾は、展望台のドライブインでみどりがトイレに立った隙に、みどりが乗ってきたレンタカーのタイヤに細工をする。前輪の片側の空気を少し抜いたのだ。(みどりはこれから今日宿を取る美幌の町に下りてゆく筈だ。美幌までの道は長い下り坂で、ブレーキを使う頻度も高く、タイヤはかなり高温になる。その時、空気圧の下がったタイヤで蛇行

運転を繰り返せば、強度のないタイヤのサイドウォールがたびたび地面に接地する。それを繰り返していけば、・・・

 観光の名所と言えど、火曜日の朝9時過ぎでは、人通りも多くない。屈斜路湖から摩周湖へ向かう側はまだ観光バスなども多いが、反対側の美幌町へ向かうほうは、車どおりも少なく目撃者に出逢う機会も少ない筈と計算したのだった。・・・