昨日は磯分内から一駅進んで、南弟子屈まで到達した。
学生時代の北海道旅行では釧路から観光バスに乗ってまずは阿寒湖を目指した。確かペンケトー、パンケトーという小さい湖が途中にあった筈だ。元は阿寒湖と同じ湖だったのが、火山活動で分断されたようなことを聞いた気がする。阿寒湖では湖畔のユースに一泊している。
阿寒湖というとすぐに渡辺淳一の小説「阿寒に果つ」を思い出す。そして美しかった五十嵐じゅんの顔が浮かんでくる。最近、化粧品のCMに出ているのを見掛けたが、歳の割には今でも美しいが、若かった当時の可憐な姿には比べようもない。
小説は読んでいないと思うので、映画を見たのだろう。映画館に行ってまで観たとも思えないので、テレビで放映があったのだろうか。何故か「果つ(はつ)」という不思議な響きと、五十嵐じゅんの美しさだけが強烈に印象に残っているのに、それ以外のことは何も覚えていないのだ。今日の画像は押入れの奥から出てきた学生当時に買った絵葉書から。