norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

クロマティックハープとブルースハープ

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 昨日は五十石を出て、次の標茶(しべちゃ)まで到達した。

 

 相変わらず自分の音楽史を続ける。

 フォークギターとの出会いの次に挙げるとすれば、ハーモニカ、ブルースハープかも知れない。

 

 そもそもハーモニカは、私達の世代では学校教育用楽器の代表だった。小学校の時は、単列のもの。中学校になると複列の確か、クロマティックハープと言っていたような気がする。何故、何を持ってクロマティックと言っていたのかは不明なのだが、半音を含め全音階を弾けるものをそう言っていたようだ。クロマティックは技術的には、音を出すリード部分をクロームメッキしていたからではないかと推察するのだが、想像の域を出ない。中学生の頃、演奏していた代表曲はドナウ川のさざなみだった。

 

 このクロマティックハープは不得意な楽器ではなかった。同じ時期に使っていたリコーダーもどちらかと言えば得意だった。小学校の最終学年の頃、ビゼーの「アルルの女」の中のファランドールを習い、同じく音楽が得意だった友人と二人で得意になってファランドールを吹いていたのを思い出す。

 

 話はちょっと逸れるが、今現在、小中学校で教育用楽器としてハーモニカは最早使われていないらしい。代わって用いられているのは、メロディオンとかピアニカといったものだ。どちらもメーカーの商品名で一般的名称としては鍵盤ハーモニカというらしい。私の子供等もこれを小中学校で使用している。私に言わせればエレガントさの無い醜い楽器だ。 (閑話休題

 

 クロマティックハープは、多分高校の頃、姉に誕生日祝いに買って貰ったレコードで深く親しむようになる。それはスティービーワンダーのベスト盤だった。For once in my life でスティービーが奏でていたのはクロマティックに違いない。自分でも真似て吹いていた事がある。中学生か高校生の頃、真夜中のカウボーイという映画がヒットし、その中でテーマ曲としてハーモニカがフューチャーされたものが流れていた。私も自分のクロマティックを使って何度も演奏してみた憶えがある。

 

 そんな歴史があって、大学生になった頃、吉田拓郎の弾き語りを真似て買ったのがブルースハープという単列のハーモニカだった。有名になった旅の宿の中で間奏で吹かれるアレである。私も弾き語りように、ブルースハープのホルダーを買って、ギターを弾きながら間奏でそれを吹いていた。