norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

ラジオを通じて垣間見ていた洋楽の世界

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 昨日は浦幌を出て、上厚内まで到達した。

 

 以前にも書いたが、60年代から70年代に移行する頃、音楽の中心はヨーロッパからアメリカに移っていった。60年代ではイタリアがサンレモ音楽祭やユーロビジョンコンテストで音楽界を仕切っていたのだが、この音楽祭なるものが70年代近くにはアメリカでも行われるようになる。 いわゆるフェスティバルだ。

 

 元々アメリカでは50年代からジャズフェスティバルが開かれていた。モントレージャズフェスティバルだ。サンレモと同様で、この中継などが日本で流されたという事はなく(私が知らないだけかもしれないが)催された後、少ししてから、今年のモントレーではこんなミュージシャンがこんな曲を演奏したとラジオを通じて報じられたのだ。どんな番組で聴いたのかもう判らないが、中学時代に好きだったジャズミュージシャンにMJQがあって、それもモントレージャズフェスティバルの開催模様を通じてラジオで知ったグループだ。モダン・ジャズ・カルテットの略で、木琴なのか鉄琴なのか判らなかったがビブラフォンという楽器の音色が独特のサウンドを醸し出していた。

 

 それが、1967年だったと思うが、このジャズフェスティバルに真似てポップス界で同じ様なフェスティバルをやろうと考えた人が居たようだ。それが、モントレーポップフェスティバルだ。このフェスティバルを通じて知った外国人アーティストはいっぱい居る。ママス&パパス、ジミヘンドリックス&エクスペリエンス、エリックバートン&アニマルズ、サイモン&ガーファンクル等々枚挙にいとまがない。しかし、何と言っても大物はモントレージャズフェスティバルにも、モントレーポップフェスティバルにも両方出演しているビッグブラザーホールディングカンパニーを従えたジャニス・ジョプリンだろう。そしてこの音楽フェスが映画にもなった伝説のフェス、ウッドストックへと繋がってゆくのだ。この一連の音楽を、AM、FMのラジオ放送を通じて細々と情報を得ていたのだった。