norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

初めてのコンポーネント・ステレオ

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 昨日は池田から次の十弗(とおふつ)を過ぎ、豊頃(とよころ)まで到達した。

 

 70年代になると、オープンリールテープデッキからカセットテープデッキへの移行と並行して、ステレオハイファイセットからコンポーネントステレオへ主流が移ってゆく。我が家の、というよりこの時代になると私のステレオセットをどうするかという選択になる。アルバイトの家庭教師を掛け持ちして、懐具合も多少余裕が出来た事もあって、自分なりのコンポーネントステレオを揃えることを考え始めた。

 

 コンポーネントタイプのいいところは、何処にお金を掛けるかを自分なりに選択して組み合わせることが出来るところだろう。プレーヤーのカートリッジにこだわる人、スピーカーを最重視する人、アンプの出力、特性にこだわる人、様々だった。

 

 私の場合、その頃一時のブームになっていた4chシステムに魅了されてしまったのだった。当時の4chシステムは幾つも流派というか規格があって、あまり互換性はなかった。FMラジオで、音響機器メーカーが提供している音楽番組では、これこそ究極のシステムと、聴いているほうは2chなのに、あたかも4chで聴こえてくるかのようなデモテープを宣伝に流しては煽っていた。そんな中にカルロス・サンタナのブラックマジックウーマンがあった。どうしてもその楽曲を4chで聴いてみたくなったのだ。そんな折に大学の生協の広告に、そこそこの値段のプリメインアンプのチラシを見つけた。しかもQS方式、SQ方式、CD-4方式に対応と書いてあった。これだと思って購入したのがサンスイの4ch対応プリメインアンプだ。予算が足りなくて一緒に買えたのは同じサンスイのチューナーとレコードプレーヤーだけだった。スピーカーは当座、家のハイファイセット用のスピーカーと姉から借りたテクニクスの小型スピーカーセットで、録音機器はまだオープンリールデッキと姉から借りたポータブルラジカセで我慢することにした。

 

 試聴用にアンプセットに付属でついてきた4ch試聴レコードに、サンタナのブラックマジックウーマンの一部分が入っていたように思う。今となっては音場効果については首を傾げるのだが、当時は興奮に打ち震えたのを記憶している。

 

 画像は、記憶だけを頼りに、おそらくこれだったのではないかというものをネット上から探し出した物。捜してみたが、我が家には写真はおろか、取扱説明書、宣伝チラシなど一切が残っていなかった。