norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

真空管ラジオによる洋楽への目覚め

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 昨日は東追分から一駅分、川端を越えたのみで二駅目には到達しなかった。日高本線上では鵡川から汐見、富川と越えて日高門別のほんの少し手前まで来た。

 

 自分から音楽を聴くようになったのは真空管ラジオを通じてであった。我が家にあった最も古いラジオは、木製の四角い箱で上が尖がっている形。スピーカーの部分に菱型のような穴が幾つか空いていて布張りになった向こう側にスピーカーがあるらしかった。そのラジオは主に家族、というより親が聴いていた。一丁目一番地とかバス通り裏とかいった番組を聴いていて、何度か傍で聞いたことがあるが、自分から聴こうとしたものではなかった。

 自分から聴くようになったラジオはその後、父親が何処かから仕入れてきたもので、冒頭の画像のものに雰囲気が似ている。分厚い鉄製のキャビネットでペンキが厚めに塗ってある。我が家にあったのは渋い緑色だった。スイッチをいれて音が出てくるまで暫く時間がかかった。ダイヤル式のチューニングは暫く聴いていると同調がずれてきて、周波数を合わせ直さなければならないようなものだった。しかしこのラジオで初めて洋楽を聴くようになったのだ。洋楽そのものは、白黒テレビのほうで、日曜日の昼前にやっていた、ミッチと歌おうというような題名のアメリカ人の男性コーラスグループの番組や、アンディウィリアムスショーといった音楽番組を通じて兄弟みんなが揃って視聴していた。しかし、ラジオから聴こえてきた洋楽はもっと多彩で惹きつけられるもので、初めて聴く曲ばかりだった。好きになった一番古い楽曲はワシントン広場の夜は更けてというジャズ風の曲だった。そしてその暫く後にビートルズを知ることになる。