norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

立待岬にて

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 函館からは函館本線を北上することにする。昨日は函館を出発して、五稜郭に再び戻り、その先の桔梗、大中山(おおなかやま)七飯(ななえ)と過ぎ、渡島大野(おしまおおの)の手前まで到達した。

 

 函館ではまず最初に立待岬を訪ねている。何故そこを目指したのかは今となっては不明だが、ガイドブックを眺めていて何か惹かれるものがあったのだろう。函館駅から路面電車に乗って、何とか公園というような停留所で降り、そこから歩いたのだったと思う。海に面するところに出てすぐ、土地の人に声を掛けられた。松方弘樹にそっくりだった。何処から来たのかというのと、これから何処へ行くのかと尋ねられた。立待岬に行くつもりだと話すと、そんなら俺もそっちの方向だから一緒に歩こうと言ってくれた。途中、ちょっと待っててくれと言って身近にあった店の中に入り、缶ビール二缶と焼とうもろこし二本を持って出てきて、ビール一缶、とうもろこし一本を差し出したのだった。それを道々食べて呑みながら歩いた。何だか映画の1シーンのような気がしたものだった。墓石が時々崖の上に立っていて、それは雪が降っても埋もれないようにする為なのだと教えてくれた。啄木の碑がある場所も案内してくれたような気がする。岬に到着する少し手前で、俺はこっちだからと道から外れて磯のほうへその人は降りていってしまった。何だか夢の中の話みたいで何時までもよく憶えている。

  画像は立待岬のおそらく少し手前辺りだろうと思われる。何だか高倉健を偲んでつい先日放映された「幸福の黄色いハンカチ」に出てくる武田鉄矢みたいな恰好だ。