昨日は渡島当別から茂辺地を過ぎ、次の上磯との中間点辺りにやってきた。
カトリックの家に育ったせいか、子供の頃から馴染みのお菓子と言えばトラピスト・バタークッキーだった。おそらく知り合いの誰かが北海道旅行する度にお土産で頂いていたのだろう。家には何時だって何処かにトラピスト・バター・クッキーの平べったい缶があったものだ。中身を食べ終えた後、大抵は、書状だったり領収書だったりを取っておく文箱の代わりに使われていたような気がする。
トラピスト・バター飴も有名で知ってはいるが、こちらのほうは余り食べた記憶がない。どんな味だったか思い出すことが出来ない。しかしクッキーの方はほろっとした甘い香りと舌触りをはっきり思い出すことが出来るのだ。