norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

再び、吉里吉里人

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 昨日は瀬辺地というところを出て、次の蟹田というところから青森湾の海岸線を離れ、内陸部の中小国(なかおぐに)というところまで来た。

 

 中小国駅津軽線と海峡線の分岐点になる。ここは複雑なのだが、正確には中小国駅ではなく、中小国駅の先の新中小国信号場が分岐点なのだろうだ。信号場なる言葉がまずテツではない一般人には判らない言葉だろうが、駅以外のところで線路が分岐したりする場合にそういう言葉を専門用語として使うらしい。津軽線JR東日本管轄で、海峡線はJR北海道の管轄なのだそうだ。面白いことに、津軽線から海峡線に乗り入れたり、その逆を走る列車はすべて中小国駅を通過して停まらないのだそうだ。中小国駅津軽線のまま信号場を通過していく電車のみの為の駅なのだという。こういうのもテツにとってはたまらない話なのだろうが、一般人には理解不能だ。

 

 中小国という駅は、ぱっと見、ちゅうしょうこくと読んでしまう。何だか井上ひさし吉里吉里人のようだ。東北のある地方が日本からの独立を宣言するという話だが、実はいま図書館から借りてきて読み始めたところだ。頗る面白い。今、実際の世の中ではスコットランドが英国から独立しようとしたり、ドネツクというところがウクライナから独立しようとしたり、カタルーニャというところがスペインから独立しようとしたりしている。今までにも独立という事はあったが、殆どが戦争による分離だ。しかし昨今のはドネツクはちょっと別として選挙によって平和的に独立しようとしている。吉里吉里人は主に70年代に書かれた小説なので、40年ぐらい先見の明があったと言えるだろう。