norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

老ハイデルベルヒ

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 昨日は狩場沢から清水川、小湊と経て西平内の先まで来た。

 

 太宰治の作品の中に老ハイデルベルヒというのがある。勿論、というのは変だが、内容は記憶には無かった。しかし、この題名だけはよほどインパクトがあったらしく強烈に記憶していた。特に語尾のヒである。何故、クではなくヒなのだろうと思って心に残ったようだ。

 

 大学の教養課程では第二外国語としてドイツ語を採った。確か偶々ドイツ語しか選択肢がなかったのだった。フランス語は独学で10年以上勉強しているが、ドイツ語はこの大学教養課程の二年間勉強しただけだ。だからもううろ覚えでしかない。たしか語尾に来るchの発音がクとはホとかヒとか聴こえるのだったと思う。有名な例は音楽家バッハだが、ハではなく空気を掠るような音だ。これと似てるのかも知れないと思い、調べてみると、語尾に来るgは濁らないクに近い発音だそうだ。若しigで終わる場合にはichと発音が同じになりヒに近くなる。代表的な例はKönig で王という意味だが、一番近いカタカナ表記はケーニッヒとなる。もしかしたら太宰はこのことを取り違えてヒに近く発音すると勘違いしたのではないのだろうか。

 

 ハイデルベルクは25年ぐらい前に会社の出張で訪れている。とは言ってもちょうど日曜日で、休暇を兼ねて同行者と物見遊山をしたのだった。冒頭の画像はその時入手した絵葉書である。