昨日は陸中折居、水沢というところを越えた。
岩手が生んだ作家、宮沢賢治が作った造語でイーハトーブというのがある。理想郷というような意味らしいのだが、つい最近になって、これは岩手県のいわて(いはて)から作ったということを知った。なあるほど・・・である。
宮沢賢治の作品で何が好きかと言えば、銀河鉄道の夜かなと思う。とは言っても、読んだのは遥か大昔のことで、どんな話だったかも殆ど憶えていない。主人公がジョバンニとかカンパネルラとか言ったような気がする程度である。
星降る夜空を明かりのついた列車が走ってゆく。何とも夢のある世界だ。冒頭の画は、もう数十年も前に描いたアクリル画で、イメージがちょっと近いかなと思って載せてみた。