norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

新幹線により失われたもの

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 昨日は辛うじて1万歩を超え、距離としては8.7km。駅としては相馬駅を過ぎ、駒ケ嶺を越えたところ。

 

相馬駅までは3区間ではあるものの復旧しているのに、相馬から北側の先はまた不通区間になってしまうのは何故なのか考えてみた。最初の不通区間である広野から原ノ町までは明らかに福島第一原発の事故による立ち入り禁止が原因だ。その区間が終わって原ノ町から相馬までは復旧しているのだから、相馬から北側は放射線警戒区域ではないのは明らかだ。地図を観ると相馬から常磐線の路線がぐっと海に近くなる。どうも相馬駅の南側と北側とでは海までの距離の差のせいで、津波の被害の程度が大きく異なったのだろう。それにしてもと思う・・・。

 

 一昨日の10月1日は新幹線開通50周年目の日だった。1964年10月1日、東京オリンピック開催まであと10日という日に東海道新幹線は営業を開始したのだ。以来、山陽、上越、、長野、東北とどんどん新幹線は日本中に張り巡らされていった。

 

 日本に高度成長をもたらす一役を担った新幹線だが、開通により失われてしまったものも多い。寝台特急ブルートレイン、食堂車や各地の駅弁等々。

 

 常磐線の相馬以北へ行くには、東北新幹線で仙台へ出て、そこから逆に南下しなければならない。新幹線が開通しているせいで、相馬以北の常磐線は復旧出来ないのかもしれない。

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