昨日は千鳥というところを出て、古賀、ししぶ、新宮中央、福工大前と過ぎて九産大前までやってきた。北九州に入って以来、何とか大前という駅が異様に多いように感じる。九州工大前、教育大前、福工大前、九産大前とある。70km程の間に四つだから多いほうだろう。
路線が出来たり駅が開業した時には既に大学があって、大学名を駅名に取り入れるパターンと、元々あった駅名を大学開校と共に変えるパターンとがあるようだ。前者は由緒ある学校の場合が多く、後者のパターンは寂れてゆく街の活性化にと新生校を誘致したケースのようだ。
私が棲む小田急線沿線にも両方のパターンがある。前者は成城学園前と玉川学園前。どちらも歴史のある学校だ。後者は大根(おおね)駅が東海大前になったもの。そして六会が六会日大前になったものだ。
何々大前という駅は全国に多々あるが、駅のホームや正面出口からキャンパスやシンボリックな建物が見えるケースはそう無い。冒頭の写真はその数少ない例の駒場東大前駅。