norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

生きている化石

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 金光を出て里庄を過ぎ、笠岡の一歩手前までやってきた。どんな処だろうと地図をみると、笠岡駅のすぐ南側にどうやら人工の物らしい細長い湾がある。湾というより水道とでもいうのだろうか。水の道らしい。その地図上の水の道に水路らしい点線がつけられていて、伏越・豊浦・金風呂と線上に書いてある。はて、何の事だろうとしばし考えてしまった。

 

 どうも笠岡のすぐ近くから瀬戸内海の小さな島まで出ている連絡船の航路らしい。しかし、伏越とか豊浦とか金風呂なんて地名が見当たらないのだ。

 

 伏越で検索してみると、なんと川の立体交差と出ている。いったい、何の事だかさっぱり判らない。色々くだくだと説明があるのだが、理解不能だ。

 

 どうも元々あった川に対して垂直に水路を通すことのようだ。しかもそれを川の地下を通して立体交差にするものらしい。一体何の為にそんな事をしているのだろうか。

 

 湾から瀬戸内海の出口にあたる所の傍にカブトガニ博物館なるものがある。何故、そんな所にそんな物が・・・と思ったら、昔からのカブトガニの生息地だったらしい。それが、付近で干拓の大事業を行った為に絶滅しそうになって、その保護、育成を目的に作られたものらしい。

 

 カブトガニと言えば、確か古代からいる生物で、化石などでも見つかったりするものだったと記憶している。西伊豆の戸田という港にもそんなのが居たような気がして調べてみたら、こちらは高足蟹だった。このカニも古代からいて絶滅危惧種らしい。

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 カブトガニ

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 タカアシガニ