norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

エル・グレコ 受胎告知

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 昨日は倉敷を越え、新倉敷倉敷の間にある西阿知というところまで来た。

 

 昨日取り上げた日本の美しい女に出てくる真犯人たちだが、間違いがあった。犬神家の一族高峰三枝子は66人の麗しき女性たちから洩れていた。載っていたのは高峰秀子のほうであった。いずれの女性も犯人役を演じるような円熟期のものではなく、若い頃の写真が掲載されているので、勘違いしてしまった。犬神家の最終的な真犯人の妹として草笛光子が出ていた。こちらのほうは66人の中に選ばれている。しかし草笛光子は真犯人もやっていたような気がして調べてみたら何と犬神家の一族だけではなく、悪魔が来たりて笛を吹く獄門島、女王蜂、病院坂の首縊りの家と幾つもの作品に出演している。犬神家には2006年版に二度目の出演までしているが、いずれも真犯人ではなかったようだ。

 

 さて、倉敷だが、倉敷と言えばエル・グレコだろう。我が家に確か美術館の画集があった筈と思って捜してみて、頁を捲ってみたのだが載っていない。変だなと思って表紙を見返してみたら倉敷市立美術館のものだった。グレコは大原美術館だった筈だ。この美術館の画集で確かにグレコの受胎告知を観た憶えがあるのだが、何処へ行ってしまったのだろう。

 

 我が家には画集がいろいろあるが、殆どは結婚前に購入したものを私と妻がそれぞれ持ち込んだものだ。数は半々と言ったところ。不思議にも同じ画家のものが一冊も無かった。

 

 大原美術館には私も一度だけ足を運んでいる。一度実際に観てみたいと思っていたのだが、それだけの為に行くには倉敷は遠すぎた。

 90年代に入ってすぐの頃、業界の寄りあい団体の委員に一年だけ成っていた時期があり、広島で行われた委員会に出席する機会があった。泊まり掛けの出張だったので、翌朝、早々に抜け出して新幹線で倉敷に寄っていったのだった。