栗東を出て次は草津となる。草津って、あの温泉のじゃないよな。と思って地図を
確かめることにすると、あれれ・・・。ずっと中山道と東海道が合流した街道を進ん
でいたつもりだったのだが、草津の手前で別の東海道という道を発見する。
草津駅手前で東海道本線と草津線が合流するのだが、東海道はその草津線に沿って
東の方からくるのだった。してみると、どこで東海道とはぐれたのだろう・・・。
遡ってみると、どうも名古屋を出る際に、東海道は当然、東海道本線沿いだと思っ
て北上したのだが、実は、東海道は関西本線に沿って南下していたことが判った。
名古屋を西に出た後、桑名、四日市と過ぎて鈴鹿の辺りから伊勢湾を離れ山に向か
う。そして亀山辺りで関西本線とは別れて甲賀あたりで今度は草津線沿いを西へ向か
うのだった。
このバーチャル行脚の旅は、JRの路線の営業キロ数を頼りに巡っているので、鉄
道路線沿いに進まざるを得ない。それにしても東海道本線が東海道から離れて中山道
沿いを走っていたとは思いもしなかった。よく見ると、国道一号と東海道も別れたり
くっついたりしている。まあ、よしとして、このまま東海道本線沿いに進むことにし
ようと思う。
距離としては昨日までで500kmを踏破し、膳所というところを過ぎて、大津ま
であと一歩というところまで来た。