norimakihayateの日記

現在は私の海外史に特化して記しています。私的な意見ははやてのHomePageへ書いています

帰宅難民

 また今年も3月11日がやってきた。この事について書くのを忘れていたので、今日二回目の書き込みとなる。三年前のあの日、職場で私が一番家に近かった。自転車で5分、歩いても10数分しか掛からない。これは若い頃、2時間近い満員ラッシュ通勤や、車での3時間を超える遠隔地への単身赴任などをこなしてきたことに対する神様の贈り物だったと考えている。

 我妻は強運の持ち主である。帰宅の際にどうしているかと思ったが、その日妻は何と休みを取って家に居たのだった。

 

 世の中には逆に運の無い人も居る。その当時私の同僚だった人は、実に間が悪く、東京のビル群への出張をしていた。地震が来た時、幸いにしてビルの高層階からは出たばかりだったようだが、地下鉄で足止めを食らっていたという。夕方過ぎに新幹線が動いたので新横浜まで出てそこから歩いたそうだ。一緒に同行していた若い部下は新橋駅の地下で一夜を過ごしたという。

 この同僚の人の間の悪さは、年一度楽しみにしているらしい沖縄旅行のその日に台風がやってきて、二年連続で沖縄旅行をキャンセルしたという強者だ。大地震の日に東京出張を引き当てるなどは、この人ならではのことだ。

 

 この東海道バーチャル行脚を始めてから、人は一日どれくらいなら歩けるのかという距離感が大分掴めてきた。一応、一日一万歩をターゲットにしていて、それ以上は膝を痛めるのであまり無理をしないようにしている。一万歩で歩ける距離はたかがしれている。その何倍まで自分の体力が許容出来るかという勝負である。私がその日東京出張をしていたら、おろらく家に帰るというのは選択肢になかったに違いない。