インフルエンザに罹患した為、やはり足止めを食らわずにはいられない。外出が禁止
なので、3千数歩、距離にして3kmほどしか稼いでいない。場所としては木曽川から
出ていない。
木曽川と言えば、昔木曽路を旅したことを思い出す。先の犬山城、明治村もその行程
の一部に含まれる。
今回のブログ旅を始めた時は、基本的に東海道を辿るということで国道一号線に沿っ
てやってきたのだが、藤沢辺りで国道一号が何処か不明になっている。
同じように、中山道も今となってはどれが中山道なのかは判別しずらい。
東京から諏訪湖、或いは塩尻あたりまでは、国道17号線か18号線のようだ。この
道路にしてもバイパスに次ぐバイパスの建設で、どれが本道か判らない。
諏訪湖や塩尻から名古屋へ掛けても、中山道は18号なのか19号なのかもよく判ら
ない。仕方ないと言ってしまえばそれっきりだが、道路の歴史を残す工夫が出来てない
のがさびしい限りだ。
例えば、東京で言えば、青山通り、山手通り、明治通り、靖国通りというような言い
方は好きだ。しかし、どこからどこまでがその通りなのかは甚だ判りにくい。昔はこの
通りがxx通りだが、今はこの通りという場合もある。国道xxx号線と言っても同じ
だ。この言い方のほうがむしろ移ろいやすいかもしれない。そしてこれに高速道路とい
うものが重なる。
東京を出て、名古屋近辺まで辿り着いて、第一東名というのと、第二東名というのが
すでにあることに気づいてしまった。勿論、既に知ってはいたのだが、今更ながらに、
昔ながらの道路というのも、複雑怪奇になってしまっている。