norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

藤沢から茅ヶ崎へ

 さて東京駅を出立して6日目となる昨日も1万歩を達成し、東海道としては茅ヶ崎まで到達

した。藤沢からの道程になるのだが、この辺りは道路の変遷が激しく、どの道が東海道なの
かよく判らなくなる。
 
 最近よく慣れ親しんでいるのは、箱根駅伝のコースに使われる県道(おそらく?)30号沿い
の道だ。遊行寺を経由して真っ直ぐ進むと、藤沢駅の北側、藤沢本町とのちょうど真ん中辺
りを通過して、海岸線の国道134号の浜須賀交差点へ至る道だ。しかし間違いなくこの道は
東海道ではない。最近の言い方では、湘南新道と言うらしい。
 
 
 もう一つは、先の遊行寺を超えてすぐの交差点、藤沢橋で右折して藤沢本町駅前を通過
して、湘南高校入口を通って西へ向かう道だ。どうもこの道が本来の東海道っぽい。
 
 更には現在の国道1号線。この道は自動車専用道路らしく、新藤沢バイパスと呼ばれて
いるようだ。勿論、旧東海道が混雑するので、これをバイパスして作った道路に違いない。
 
 
 一番馴染みがあるのは、ふたつめの藤沢本町駅前から湘南高校入口を通過していく道
だ。藤沢本町駅のすぐ北西側に小高い丘があって、お伊勢山と呼ばれていた。今でもそう
呼ぶのかは不明だが、高校時代、授業をさぼって散策するにはちょうどいい道程だった。
 
 藤沢の街中はあまり馴染がないが、駅から真っ直ぐ北上してゆく商店街の途中にあった
藤沢オデヲン座という映画館へはよく通った。当然、今はある筈もない。ここで何を観たの
か、はっきりとした記憶がないが、キャンディス・バーゲンのソルジャーブルーを観たのが、
ここだったような気がする。藤沢にはあと二つ映画館が当時あった筈だが、その名前も忘
れてしまった。
 
 
 箱根駅伝は、東海道から逸れて134号線沿いに海岸線をずっと進んでいくのだが、東海
道は内陸側を行き、茅ヶ崎へ至る。
 
 
 茅ヶ崎と言えば、サザンという人が多い。しかし私はユーミン派である。共に同じ時代を生
きた偉大なミュージシャンであるが、サザンは嫌いではないものの、何故かあまり身近には
感じない。ユーミンのほうは、ちょうど大学で軽音楽系のサークルに入った頃、プロデビュー
したということがあり、何か同じ時代を生きてきた的感がある。
 
 
 茅ヶ崎のミュージシャンというと、サザンよりもブレッド&バターを思い出してしまう。加山
雄三の父親、上原謙が建てたというサザンの唄にも歌われているパシフィックホテル近く
を車で通過する時いつも、この辺りに確かブレッド&バターの店があった筈と捜してしまう
のだった事が懐かしい。