norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

尾道 しまなみ海道の旅 5

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 サイクル用品とは別に用意したものとして紫外線除けのジェルがある。元々夏場の紫外線には肌が弱いほうだったので、以前アウトドアを楽しんでいる頃は妻のものを借りて使っていたのだが、年間で一番紫外線が強い時期になる6月初旬に長く外を走ることになるので、自分専用のものを用意しようと思ったのだ。駅前のドラッグストアで捜していると紫外線対策品のコーナーを見つけたのだが、ちょうど若い女性が品定めをしていた。一緒に探すのはちょっと恥ずかしいのでその女性が立ち去るまで待って、買い入れたのがちょうど新製品を発売したばかりの花王のビオレUVアクアリッチという製品だった。榮倉菜々がイメージガールとして宣伝しているもので、レジに出すのも気恥ずかしかったが、思い切って購入してみることにしたのだった。

 

尾道 しまなみ海道の旅 4

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 準備段階ではしまなみ海道でどの位の距離を走るかは決めていなかったが、かなりの距離数になることは想定された。それで途中でのパンク事故にも備える事にした。ロードバイク用の高圧で空気を抽入出来るエアポンプは携行するのは重量から難しいと考え、CO2ボンベを携帯することにした。CO2ボンベは使ったことはなかったが、緊急用の空気注入にはかなり軽くて有用だというのは聞いていた。

 普通の自転車屋には売っていないので、電車に乗って愛車を購入した店まで買いに行く。パンク修理も時間的にロスになるのでスペアのチューブを買っておく。更にはヘルメットがロードバイクと同時に買ったものなので、耐用年数が来ているので思い切って買い替える。ついでにグローブも擦り切れてきていたのでこれも新調することにした。

 

尾道 しまなみ海道の旅 3

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 次に悩んだのは敢行時期だ。サイクリング、それもかなりの距離を走るとなると気候、天候は重要なファクターになる。まず雨の時期は避けたい。次に真夏の炎天下も体力的には避けたい。そして寒い時期も携行する荷物が重装備になるので出来れば避けたい。

 そうなると必然的にゴールデンウィークの混む時期が終わって梅雨が始まる前のごく限られた時期ということになる。そうやって選んだのが6月初旬だった。

 

尾道 しまなみ海道の旅 2

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 尾道しまなみ海道の旅に出掛けたのは2017年の6月初めだったが、計画はその数箇月前から始めていた。

 妻のメインの目的である尾道の街散策はあまり悩むところがない。反面、私のメインの目的であるしまなみ海道のサイクリング踏破はいろいろ悩ましい問題が山積だった。

 まずサイクリングは自分の愛車で行うのか、現地でレンタルで調達するのかだ。これによってそもそも尾道に行くまでの交通手段が大きく変わってくる。

 尾道へは飛行機による空路、新幹線、そして自家用車によるドライブの大きく三つに分かれる。空路は一番楽だが、サイクリングを愛車で行うのは全く出来ないことではないがかなり無理筋だ。新幹線もロードバイクを分解して運ぶにせよ、かなり難儀だ。どうしても愛車で走りたいとなると車に積んで自走ということになる。一度は自分の愛車で走ってみたいという思いを捨てきれず、最終的には三つ目の道を選ぶことになる。

 

尾道 しまなみ海道の旅

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 2012年に年間4回も国内旅行をした後、暫く宿泊を伴う国内旅行には出ていない。考えてみれば海外旅行も2012年のベトナムが最後だった。そんな事もあって、長年心に温めていた懸案の旅行をしようと思ったのが5年空いた2017年だった。

 尾道は妻が結婚した当初から一度訪れてみたいとずっと言っていた場所だった。私も勿論興味はあったのだが、2006年に念願のロードバイクを手に入れてからどうしても訪れてみたくなったのが尾道からスタートするしまなみ海道サイクリングロードだ。テレビの旅番組でも何度も取り上げられていてその度に録画して観返しては研究していた。この検討の為、るるぶという旅雑誌を何十年ぶりかで購入もしている。

 

2012年 湯河原年末旅行 7

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 チェックアウトを終えて外に出ると空は晴れ渡っていた。街のほうにある干物屋の山安の出店を探しにいく。ちょっと迷ったが割りにすぐに見つかって、鯵のキズモノのセットと、ウルメ鰯の干し物、蜜柑を買ってゆく。帰りは真鶴道路を使うことにした。車は多かったが渋滞というほどではなかった。一夜明けて空が晴れ渡ったので、海の色が青く綺麗だった。

 

2012年 湯河原年末旅行 6

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 翌日は朝6時前に目覚める。すぐに一番湯に浸かりに大風呂へ行く。さすがにまだ誰も来ていなかった。その後、岩風呂のほうを様子見にだけ行ってみる。空いていたが入るのは止めておいた。7時に朝食に降りてゆく。こちらも可も無く不可もないといった朝食だった。その後はさんざんゆっくりしてチェックアウト期限ぎりぎりの10時まで部屋で寛ぐ。ひとり9千円の部屋を2千円割引があって料理は今ひとつだったが、割安だった。しかしこの万葉荘も3月までの営業で、その後はどうなるのかまだ決まっていないのだという。少なくとも経営者は変わるようだ。

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