norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

五度目の親子三代年末旅行 4

f:id:norimakihayate:20190914153229j:plain

 南伊豆、弓ヶ浜にある朝日休暇村で一泊した次の朝は、敷地内のプロムナードと名付けられた遊歩道を散策している。この時、敷地内にあった金柑の樹からたわわに実っていた金柑の実を幾つか頂いている。その後、我が家にも金柑の樹を植えて毎年嫌というほど実るので、この頃には我が家にはまだ金柑の樹が無かった頃なのだろう。

 朝食を採った後、少し休んでから蛇石峠という所を通るちょっとマイナーな道を通って松崎に向かっている。当時の日記には殆ど擦違う車は無かったと書いてある。

 松崎ではガイドブックで見つけた岩科学校という古い史跡と長八美術館という所を見学している。岩科学校は明治頃の面影を残すいい雰囲気の漆喰造りの建物だった。長八美術館はフランス料理かイタリア料理のレストランを併設していて昼食を採りがてら寄ったのだが、味は濃い目で今一つだったと当時の日記には書いてある。そしてその夜宿泊予定の天城峠の老舗旅館天城荘を目指すことになる。

f:id:norimakihayate:20190914153251j:plain

 

五度目の親子三代年末旅行 3

f:id:norimakihayate:20190913103333j:plain

 少し遅めの昼食を採ってから宿泊先の朝日休暇村へ向かう。三度目になるのだが海岸沿いの道傍にある駐車場からロビーのある場所まで約百段の階段をあがるのが結構辛い。ここのパンフレットには「ぜいたくな別荘は年配のご夫婦や奥様仲間のためのものです」と謳っているのだが、年配のご夫婦にはちょっときつい立地だ。

 チェックインの時間まで暫くあったので、ロビーのすぐ下側にある海が見張らせる茶屋のようなところでビールを飲んで時間を潰す。

 夜はこの宿定番の伊勢海老料理を堪能する。

f:id:norimakihayate:20190913103417j:plain

 

五度目の親子三代年末旅行 2

f:id:norimakihayate:20190912112342j:plain

 前回、二年前に来た時は帰り掛けに寄った爪木崎へ行く途中で寄ってみることにする。ここは水仙の名所で年末でも咲いているときはあるのだが、この年は水不足だったのか、ちょっと元気がなかった。

 海岸でちょっと遊び、灯台めぐりをしてからお土産屋をひやかし、秋刀魚寿司を皆んなでつついて試してみる。娘は漁師うどんという蟹でだしをとったうどんを食べていた。それから再度出発。下田の街は通り過ぎて、一旦弓が浜まで行って、海岸で少し遊ぶ。それから少し戻って、おか田という磯料理レストランで食事。刺身定食を取るがいろいろ魚が取り混ぜてあって美味しい。娘は大きなトンカツを一品料理で取って軽くたいらげる。息子の方は冷たい三色蕎麦。老夫婦はカニでだしを取ったうどん。レストランとしては当たりだった。

f:id:norimakihayate:20190912112403j:plain

 

五度目の親子三代年末旅行

f:id:norimakihayate:20190911093101j:plain

 その年の年末も親子三代で旅行をすることになる。行く先は南伊豆、三度目となる朝日休暇村で二年ぶりになる。前回、修善寺の温泉宿と組み合わせて良かったので、この時も別に駅前の旅行社で天城高原の温泉旅館、天城荘を二泊目に予約する。

 出発は例によって早朝。実家で両親を拾って箱根に昇り、伊豆スカイラインを尾根沿いに南下する。熱海峠の先の、海と熱海市街が見下ろせる展望台で採ることにする。この時の朝食は温かいご飯を保温ボックスに容れ、魔法瓶に熱いお湯を持参して、お茶漬けの素と鯛の刺身の切り身を入れた鯛茶漬けにする。大型RV車で荷物を幾らでも積める車ならではの旅だ。

f:id:norimakihayate:20190911093118j:plain

 

赤城山 小沼キャンプ

f:id:norimakihayate:20190910071744j:plain

 夏場はそれが答えだのロケ地を巡る旅をしたのだが、秋になって赤城山で家族キャンプをすることにした。我が家のキャンプのポリシーは、キャンプ場を使わないこと。全くの自然の中で自力で自炊して自前のテントで寝るという物。90年代は世間でも空前のアウトドアブームだったが、我が家でも海山へ出掛けてはBBQをし、テントでの宿泊も近くの河原から始めて訓練を積んでの事だ。

f:id:norimakihayate:20190910071824j:plain

 赤城山は単身赴任アパートから1時間ちょっとで行けるのでキャンプをするには最適だと思った。頂上付近に大沼、小沼という二つの沼があり、大沼のほうは冬のワカサギ釣りなどで観光地かしているので小沼を選ぶことにした。

 昼間はそれでも結構ハイキング客などが居るのだが、夜になるとまったくひと気は途絶える。

 キャンプをして泊まったのは我が家一軒だけだった。四人用のテントの他に一人用のテントを持っていたので、食材庫として利用した。一泊して翌朝、食材テントにしまっておいたお握りを採りに行ったら無くなっている。段ボール箱に蓋をして入れておいたのだが、すっかり無くなっていた。

 どうも夜中に猿が来たらしい。

 今日の画像は小沼で撮ったものではないが、その訓練準備として泊まったりした時のものだ。

f:id:norimakihayate:20190910071850j:plain

 

それが答えだ ロケ地を巡る旅 10

f:id:norimakihayate:20190909131521j:plain

 温泉のある駅、水沼を出て桐生のほうへ戻る。わたらせ渓谷鉄道は水沼の先もずっとあって、最終的にダムのある畔まで行ける筈なのだが、この日はもうひとつ別に行きたいところがあったのだ。それは両毛線の藪塚という駅からちょっと歩いたところにある三日月村だ。笹沢佐保が原作で有名になったドラマ、木枯らし紋次郎の生まれた場所とされる所だ。ここに歴史の里という副題が付いたアミューズメントパークのようなもので、日光江戸村を小規模にしたような感じだ。

f:id:norimakihayate:20190909131556j:plain

 江戸時代の寒村を再現したようなものだが、意外と面白い。床が傾いた土蔵では異次元のような体験をすることが出来る。茶屋を再現したような店もあって、どぶろくと地酒の赤城山が呑める。何だったか干物を焼いたようなものを肴に出されたような記憶がある。店の女将によると、この店に入るだけの為に通ってくる常連客もいるとのことだった。帰り道にスーパーに寄って昼間呑んだ地酒、赤城山の小瓶を買ってゆく。

f:id:norimakihayate:20190909131614j:plain

 

それが答えだ ロケ地を巡る旅 9

f:id:norimakihayate:20190908144352j:plain

 水沼駅に着いたのは駅構内温泉が始まる10時よりちょっと前ぐらいだった。時間潰しに駅周辺を少し歩いてから文字通りの一番風呂の温泉に入る。今回は息子も妻と娘と一緒に女風呂に入るというので、一人でゆったり出来た。内湯、露天風呂、サウナとゆっくり浸かって最後にかっぱ風呂というもうひとつの露天風呂に浸かる。

 風呂を出ると次の上り電車まで15分しかなかったが、駅構内のレストランでもり蕎麦を注文して食べ、走るようにして次の電車に滑り込みセーフだった。

f:id:norimakihayate:20190908144411j:plain