norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

海鮮中華の店 海風饗応 2

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 淡水の商店街に入ってすぐの魚屋の二階にあった海鮮中華の店、海風饗応(注:饗応の饗の字は実際はちょっと違うのだが、日本語で使われているこの字はほぼ同じ意味だろうと思われる)では、妻と娘と私でそれぞれ一品ずつ選び、それを分け合うということにした。

 私が選んだのは冒頭画像の海鮮ビーフンの炒め物。さすがに中華専門店とあって、具材は見たことがないものが多く含まれているようだった。何とかの干したものを戻して炒めるみたいな感じである。

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 娘が選んだのは白身魚のフリッタ―。キスぐらいの大きさだが、皮は白っぽかった。この地で獲れる地の魚らしかった。岩塩で食べるようになっていた。

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 妻が選んだのは蛤のスープ。中ぶりの大きさの蛤がたっぷり入っている。生姜を使ったあっさりとした味付けだ。いずれも、ああここに決めてよかったと納得できる美味しさのものだった。

 

海鮮中華の店 海風饗応

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 新北投の駅を出たのが12時ちょうどぐらいだったので、淡水にはお昼過ぎになっていて、まずは食べる所を捜そうということになる。ジャイアントの店を通り過ぎ、商店街のようになったところに入るとすぐの所に新鮮そうな魚介類を売っている魚屋がある。とても暑い日で、その店の軒辺りからミストシャワーが撒かれていて、それに釣られて入ったのだが、2階は海風饗応という名のレストランになっているのが分かった。妻がもう少し色々店を見てからというのを、私と娘がピンときたら直ぐに入ったほうがいいと説得して入ることにしたのだが、大正解だった。後でガイドブックを見たら、ちゃんと載っているお店だった。

 二階はエアコンがビンビンに効いていて、窓から商店街が見おろせる。まずは台湾ビールの生ということになる。

 

自転車最大手 ジャイアント

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 淡水の駅に降り立つと駅前は大きな広場になっている。観光客は少なくはないのだが、真夏の炎天下で広場を行き来するひとはまばらだ。

 広場を抜けて商店街のほうへ入ると、看板にジャイアントの文字が目に入る。

「おお、ジャイアントだ。」とつい声が出る。ジャイアントは台湾、いや世界で最大手の自転車会社だ。おそらく世界中で最も多くの自転車を売っているメーカーの筈だ。台湾に来て、ジャイアントの店を見つけたと言うので早速記念に写真を撮る。しかし、よくよく考えてみると、これは日本でブリヂストンという看板を掲げた自転車屋を撮るのと一緒だ。別にジャイアントの本店という訳でもなく、系列販売店の一つで、街角のよくある風景を撮ったにすぎない。それでも台湾に来てジャイアントの店の写真を撮ったというと記念にはなる。

 ちなみに自転車好きの私は自分用に四台所有している自転車の中で一番よく使うのがジャイアントのエスケープR3というクロスバイクだ。

 

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淡水

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 新北投駅から再びMRTに乗り、北投で乗り換えをしてから一路、淡水を目指す。ずっと川沿いを電車は走っていたが、淡水に近づくにつれ、川幅は大きくなっていって、まるで湖のように見える。そのまま海へ出る河口に繋がっているらしく、海の傍だが河の水は淡水なので、そこから来た名前なのかと思われる。淡水の駅は終着駅なので、電車はここで折り返す。ホームから河の全景を撮影しようと思ったのだが、河側に停まった電車がなかなか発車しないので最後は諦める。遠く河口に当たる方角にはクレーンが並んでいるのが見え、その辺りに岸壁がありそうだった。

 

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駅構内 注意書き

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 昨日に引き続いて、中国語の案内板を紹介する。これは新北投駅構内の切符の自販機と時刻表の間に掲げられていた案内書きの看板だ。

 単語までなら、漢字から何となく意味が見て取れるのだが、ちょっと長い文章になってくると、さすがにすぐには分からない。

 雰囲気から駅構内に入る場合に、最低運賃に相当する入場料を払わなくてはならないことが書いてあるみたいだ。二項目目の赤字の部分は、トイレを借りる際にも入場料を支払うことみたいなことが書いてある気がするが、それ以外の部分はどういう意味なのか漢字からだけでは読み取れない。漢字の下に英語が併記されているのだが、写真を撮った際のピントが今一つで、よく読み取れない。

 

電車案内

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 お昼近くまで温泉浴場で過ごした後、再び駅へ戻って今度は淡水を目指すことにする。MRTのホームや電車内には注意事項を書いた案内板があちこちに貼られているのだが、漢字がメインで何となく雰囲気で分かるのが面白い。

 「攀」はあまり日本語では使わない漢字だが、たしか「よじのぼる」という時に使う文字だ。その後の「爬」は爬虫類という時ぐらいしか使わないだろう。それでもこういう事をしてはいけないというのは何となく伝わる。

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 「月台」は最近日本の駅でも時々見掛けるようになったので、プラットフォームの事だとはすぐ分かる。しかし何故「月台」なのか最初は不思議に思った。おそらくはお月見をする時に座る縁台が似ている形をしているからなのだろう。そう思うと何となく絵が浮かんでくる。「小心」が気を付けろという意味だというのは言われてみるとなるほどと思う。「請勿」はPLEASE DON'T なのだろう。「勿」という字は高校の漢文の時に「汝、~する勿れ」みたいな感じでよく出てきた気がする。

 

公衆露店温泉浴場

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 北投温泉博物館は元は公衆浴場だったが、今は建物展示のみで温泉はやっていないので、受付のところで入れる公衆浴場はないのか訊いてみると、少し離れたところにあるという。教えられた方向へ行ってみると、やはり川へ向かって降りて行く斜面の途中に露天風呂が見つかった。時間制の入れ替えになっていて、10:30から12:00までで一人40元との事。日本より格段に安い。

 入口から坂を降りて行くと風呂は三段に別れていて、上の段に行くに従って湯温は高くなるようだった。皆、水着で入っていて日本では市営プールによくあるような更衣室とロッカーがあり、我々もそこで持参した水着に着替える。

 湯殿に温泉が入っている以外は、プールに来たという雰囲気だった。

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