チャ・アムからバンコクへ戻ってきて、サイアム・シティ・ホテルへやってきたのだが、帰路ではこのホテルには泊らない。帰国は夕刻の便なので、その時間までこのホテルのロビーで空港へのバスをただ待つだけということになる。ロビーでは相変わらず、タイの民族楽器の演奏がエキゾチックなタイ美女に寄る演奏が行われていた。この楽器はずっとトルンという楽器だと思い込んでいたのだが、トルンはベトナムの民族楽器で、この時演奏されていたのはキムという楽器であると後日知ることになる。
空港へのバスが来るまでの間、お土産物屋を物色していた。妻はジム・トンプソンというタイ・シルクで有名なブランドの品をずっと選んでいて、スカーフか何かを買ったのだと思うのだが、私にも何かというので象の柄が織り込まれたシルクのネクタイを買ったような気がする。