norimakihayateの日記

バーチャル旅日記からスタート。現在は私の国内旅行史に特化しています。

成田へのアクセス

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 これまでの家族旅行で1990年最初のバリ島の時は京急リムジンバスを、1992年フィジー、1993年プーケットの時は成田エクスプレスを使ってきたのだが、1994年の二度目のバリ旅行で初めてマイカーを使うことにした。1992年から仕事の関係が変って車通勤となり、仕事で国内線の飛行機で出張することも増え、そんな際には羽田まで車で行って駐車場に預けそこから飛行機に乗ることが多く、空港まで車で行くことに慣れたせいもある。下の子はもうバギーは不要になったが、電車やバスで2時間以上かかると寝てしまうことも多かった。その時はちょうど8人乗りのプレーリーというワゴン車を使っていたので2時間以上のドライブでも安心だったせいもある。早朝の出発でも深夜の帰宅でもマイカーなら困る事がないのだ。

 空港近くの営業所へ乗り付け、車を預けてマイクロバスで出発ターミナルまで送って貰う。帰りはこの逆で到着ターミナルから電話するとマイクロバスが迎えにきてくれるというシステム。駐車料金は1週間預かって貰って7、8千円ぐらいだったと記憶している。

 

予約確定

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 バリ島にはバカンス用ビーチとして、クタ、サヌール、ヌサ・ドゥアの三つのビーチがある。前回訪れたのは割合新興のヌサ・ドゥアビーチだったが、1994年のバカンスツアーとして予約が取れたのは繁華街などに割と近いクタ・ビーチだった。クタはバリ島の中でも西側にあるので夕陽が綺麗という事でも有名だった。ホテルはビンタン・バリという名の所。ビンタンは星という意味らしいが、バリ地元のビールの銘柄、ビンタンビールとしても有名だ。航路は前回と同じく首都ジャカルタ経由なのだが、航空会社はジャカルタ、バリ間は現地のガルーダインドネシア航空だが、成田、ジャカルタ間は日本航空JALだった。海外旅行で日本航空を使うのは初めての経験となる。

 

1994年のバカンス計画

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 1993年の旅行記は終りにしていよいよ1994年のバカンスツアーに移ることにする。

 旅行先の条件は、子供達の事を考慮して、時差があまり大きくない事、ビーチ、プールが主体で楽しめる事、繁華街から隔離された安全に遊べる場という条件で選ぶ。バリ島、フィジー、プーケットと来て、結局一巡してバリ島に戻ることになる。一回の渡航でそれだけバリに魅了されたということだろう。

 5月から検討を始めて予約が確定したのは6月初め。渡航は7月の最終週ということになった。

 

プーケット旅行 最後の失敗

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 1993年のプーケットは雨季だったのだが、段々天気は良くなって最終日が一番良かった気がする。朝早いフライトだったので4時には起きていて、ベランダから空を眺めると初めて満天の星空に流れ星が走るのを見ることが出来た。娘にも教えると生まれて初めてみる流れ星に感激していた。

 先にも書いたがこの年のバカンスツアーはトラブル、失敗、事件の連続だった。プーケットからバンコクを経由して無事成田に辿り着いたのだが、最後の失敗を成田でしている。着いたのが夜の8時過ぎ。すぐに成田エクスプレスのカウンタに行ったのだが、すぐの便は満員。次に乗れるのは1時間半後との事。成田エクスプレスが就航し始めて利用者がどんどん増えていた時期なのだろう。次のエクスプレスに乗るより今度の快速に乗った方が早いと駅員に言われつい乗ってしまったのが大失敗だった。横浜まで直通で行く便だったのは良かったのだが、お腹が空いていて横浜で何か食べていこうとしたら10時半過ぎで、どの店も既に閉店時間を過ぎていた。仕方なくタクシーをつかまえて家に帰ることにしたのだが、日曜の深夜なのに高速道路が大渋滞。結局12時過ぎに家に辿り着いて、夕食はコンビニで買ったカップヌードルという事になってしまったのだ。先を急がず成田でゆっくり食事をしてからエクスプレスに乗るべきだった。

 

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ホテルで一日過ごす日

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 プーケットでは一日丸々ホテルだけで過ごす日も何日かあった。大体はプールかビーチで過ごすのだが、雨季なのでプール、ビーチが使えない時間帯もある。大抵はスコールで一時のことなのだが、そんな時はホテルの部屋でタイのお笑いドラマなどを見て過ごしていた。勿論タイ語で、字幕がある訳でもないのだが、身振り、表情などでだいたい何を言っているのか理解出来てしまう。タイ王朝の民族衣装のような金綺羅な衣装を着た男女がコントのようなものをやるという番組だ。最初の画像はイメージ。

 晴れている時にビーチに出ていると、女性に向かって「ミチュアミ、ドーデスカ?」などと言って近づいてくるオバサンが必ず居る。ミチュアミは勿論三つ編みのことで、カラフルなビーズのようなもので留めてくれるのだ。娘も面白がってやって貰っていた。

 

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タイ・ビレッジ

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 コーラルアイランドのクルーズツアーに出掛けた次の日は、タクシーをチャーターしてタイ・ビレッジという観光名所を訪ねている。オプショナルツアーとして組み込まれているものもあるが、我々のツアーには組み込まれておらず、同行の二人組も既に帰ってしまったので、我々家族だけで個別にタクシーで行くことにしたのだった。

 タイ・ビレッジはタイに所縁の色んな芸能などを紹介する場所で、階段席の設けられたテントの中で、タイ王朝の古来からの踊りのショーや、ムエタイというキックボクシングのショーなどがあったが、一番の見ものは何と言っても屋外で行われるインド象のショーだ。象と希望参加者等による綱引きとか、象が水を高々と鼻から吹き上げるショーとか、サーカスのようにボールに乗ったりするものもあった。最後に順番で象に乗って小さなグランドのような所を廻ることが出来るのだが、これは妻と子供二人だけが体験して、私は傍でビデオを撮る係になった。経験した妻によると象の背中というのはとても高くて揺れるので怖かったそうだ。

 

コーラルアイランド

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 サンゴ礁の島へのクルーズツアーは、前年のフィジー旅行の際にもマナ島へ行っているので、プーケット旅行の際のコーラルアイランドと記憶がごっちゃになっている。しかしサンゴ礁の海自体は、コーラルアイランドの方が何倍も綺麗だった記憶がある。そして熱帯魚のような魚も圧倒的にコーラルアイランドのほうが多かった。シュノーケルと足フィンを貸して貰って海中に潜ると魚たちが一杯寄ってくるのだった。娘は子供用に合う足フィンが無くて不満そうだったが、実際にはライフジャケットだけで充分楽しめたようだった。

 

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